WordPressで確認画面付きメールフォームを簡単に作成する方法
WordPressのメールフォームと言えば、Contact Form 7が最も有名ですが、確認画面が表示されません。 (※Contact Form 7 add confirmというプラグインを使えば、Contact Form 7で確認画面が使ますが、3年以上更新されておらず、つい最近使えなくなりました。)
では、WordPressで確認画面付きメールフォームはどれを使うのが良いかと言うと、MW WP Formをおすすめします。MW WP Formには確認画面の機能が標準装備されているので、法人サイトの向けのメールフォームに最適です。
ということで今回は、MW WP Formで確認画面付きメールフォームを簡単に作成する方法をご紹介します。実際に私がよく使うサンプルを掲載するので、そのサンプルをコピペすれば10分ぐらいで完成するので、是非お試しください。
今回は以下のようなシンプルなメールフォームを作成します。
目次
1.MW WP Formのインストール
左メニューのプラグインより「新規追加」をクリックします。
開いた画面のキーワード欄に「MW WP Form」と入力してください。
検索結果にMW WP Formのプラグインが表示されます。「今すぐインストール」ボタンを押し、インストールを開始します。最後にプラグインを有効化してください。
2.MW WP Formの項目を入力
プラグインを有効化すると、左メニューにMW WP Formが追加されています。
「新規追加」をクリックしてください。
「フォームを追加」の画面が表示されます。
ちなみに今回入力する項目は、画面で表示されている赤枠①~⑤の部分です。
入力する欄は多いですが、後ほどお見せするサンプルをコピペすれば、それほど手間がかかりません。
それでは、法人サイトでよくあるメールフォームを作っていきます。
①本文の入力
以下のコードを①に貼り付けてください。
お名前 ※
[mwform_text name="お名前" size="60"]
メールアドレス ※
[mwform_text name="メールアドレス" size="60"]
お問い合わせ内容 ※
[mwform_textarea name="お問い合わせ内容" cols="50" rows="5"]
[mwform_backButton value="修正する" class="btn back"][mwform_submitButton name="submit" class="btn send" confirm_value="入力内容を確認する" submit_value="送信する"]
【補足】項目の追加
メールフォームに項目を追加する場合は、以下の方法で追加してください。
「メディアを追加」の下の「選択してください」の項目を選択します。
次に「フォームタグを追加」をクリックします。
すると以下のような別窓が開きます。
ここではname:お名前、size:60と入力し、最後に「Insert」をクリックします。
本文には、下記のように表示されます。
②完了画面メッセージの入力
以下の内容を②に貼り付けます。
お問い合わせいただきありがとうございます。
ご入力いただいたメールアドレスに自動送信メールをお送り致しました。
※完了画面を別のURLにする場合は、「URL設定」を使います。
詳しくはMW WP FormのURL設定をご覧ください。
③バリデーションルールの入力
入力項目は「バリデーションルール」となっていますが、フォームの必須入力項目のことです。
ここでは「お名前」と「メールアドレス」にバリデーションルールを設定します。
「お名前」は以下のように設定してください。
「メールアドレス」は以下のように設定してください。
④自動返信メール設定
以下の内容を貼り付けます。
※メールアドレスはinfo@xxxxx.comとしているので、ご利用のメールアドレスに変更してください。
件名:【XXXX】へのお問い合わせありがとうございます
送信者:info@xxxxx.com
Reply-to(メールアドレス):info@xxxxx.com
※送信者はXXXX等の企業名にしてもOKです。
本文:
{お名前} 様
この度は、お問い合わせいただき誠にありがとうございます。
内容を確認させていただき、ご返信させていただきます。
------------------------------
お名前:{お名前}
メールアドレス:{メールアドレス}
お問い合わせ内容:
{お問い合わせ内容}
-------------------------------
※このメールは 【XXXX】のお問い合わせフォームから自動送信されました。
======
【XXXX】
電話番号 0800-000-0000
メール info@xxxxx.com
https://xxxxx.com/
======
自動返信メール:メールアドレス
送信元(E-mailアドレス):info@xxxxx.com
メールフォームに入力された値を表示する
「自動返信メール」以外の項目については、本文のnameの値を{}で囲み、入力フィールドに入力された値を表示できます。
今回の項目は以下のような対比になっています。
⑤管理者宛メール設定
以下の内容を貼り付けます。
送信先(E-mailアドレス):info@xxxxx.com
件名:お問い合わせ
送信者:{お名前}
Reply-to(メールアドレス):{メールアドレス}
本文:
【XXXX】へのお問い合わせがありました
-------------------------------
お名前:{お名前}
メールアドレス:{メールアドレス}
お問い合わせ内容:
{お問い合わせ内容}
-------------------------------
※本メールはお問合せがあった際の自動配信メールです。
ご対応よろしくお願いいたします。
送信元(E-mailアドレス):info@xxxxx.com
3.MW WP Formをホームページに設置
作成したフォームをホームページに設置します。
フォームの作成画面の右側に「フォーム識別子」という欄があります。
サンプルでは[mwform_formkey key="2144"]です。
これをコピーして、フォームを設置したいページに掲載します。
これでメールフォームの設置は完了です。
4.最後に
今回は初心者の方向けのシンプルなメールフォームにしましたが、 MW WP Formは結構複雑なこともできます。MW WP Formのマニュアル等を参考にいろいろ試してみてください。