サーバー移行時に必要なメールソフトの設定変更
サーバー移行時に必要なメールソフトの設定変更についてまとめてみました。
新しいサーバーに切り替えてからメールソフトの変更を行ってください。
なお、IMAPの状態でメールサーバーを移行すると、ローカルのデータが消えてしまいます。必ずPOPの設定に変更しておいてください。
※Outlookの場合はOutlookでIMAPからPOPへ移行する方法をご参考ください。
目次
1. 最初に
最初に移行先のメールの設定をご確認ください。
下記の情報が必要となります。
- (1)アカウント名 (例:okuda@macnet.jp、okuda)
- (2)パスワード
- (3)受信サーバー (例:macnet.jp)
- (4)送信サーバー (例:macnet.jp)
※(1)~(4)の項目以外は絶対に変更しないでください。
2. Outlook(2016/2019)の設定変更
outlookの画面を開き、左上のファイルをクリックします。
「アカウント設定」をクリックし、次に「プロファイルの管理」をクリックします。
下記の画面が表示されるので「はい」を選択します。
下記の画面で「電子メールアカウント」を選択します。
下記の画面で該当のメールアカウントを選択し「変更」をクリックしてください。
サーバーの設定をご確認の上、①~④に必要な情報を入力します。
最後に「次へ」のボタンを押して設定を完了してください。
3. Apple Mail 11.xの設定変更
Apple Mailを起動し、「メール」の「環境設定」をクリックします。
設定を変更するアカウントを選択し、「サーバ設定」タブを選択します。
サーバーの設定をご確認の上、①~④に必要な情報を入力します。
※①~④の項目以外は絶対に変更しないでください。
最後に「保存」のボタンを押して設定を完了してください。
4. Thuderbird(Windows版)の設定変更
Thunderbirdを起動し、設定を変更したいアカウントを選択し、「このアカウントの設定を表示する」をクリックします。
「アカウント設定」画面の「サーバ設定」を選択すると、サーバー設定の画面になります。
③のところに受信サーバー名を入力してください。
※①~④の項目以外は絶対に変更しないでください。
「アカウント設定」の「送信(SMTP)サーバ」を選択します。
メールの送信に使用している送信メールサーバーを選択し、「編集」ボタンをクリックします。
下記の画面が開くので、④に送信サーバー名、①にユーザー名を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
パスワードの変更が無い場合はこれで完了です。パスワードの変更がある場合は、次へお進みください。
メールのパスワードを変更する場合
Thunderbirdのパスワードを変更するには、既存のパスワードを削除した後に、新しくパスワードを設定する必要があります。
上部メニューの「ツール」から「オプション」を選択してください。
左メニューの「セキュリティ」を選択し、タブメニューの「パスワード」をクリックします。
次に「保存されているパスワード」を選択してください。
次の画面で保存されているパスワード一覧が表示されるので、削除するメールを選択します。
※1つのメールアカウントには、送信用(smtp)と受信用(mailbox)の2つの設定があるので、2つとも削除してください。
最後に「閉じる」をクリックし「OK」で画面を閉じます。
Thunderbirdを再起動し、メールを受信するとパスワード入力画面がでてくるので、新しいパスワードを入力し「OK」をクリックします。
同様にメールを送信するとパスワード入力画面がでてくるので、新しいパスワードを入力し「OK」をクリックしてください。 これでThunderbirdの設定は完了です。